ツールはSimの強力なコンポーネントで、ワークフローが外部サービスと連携したり、データを処理したり、特殊なタスクを実行したりすることを可能にします。これらはさまざまなAPIやサービスへのアクセスを提供することで、エージェントやワークフローの機能を拡張します。
ツールとは
ツールとは、特定の機能や外部サービスとの統合を提供する専門的なコンポーネントです。ツールはウェブ検索、データベースとの対話、画像処理、テキストや画像の生成、メッセージングプラットフォームを通じたコミュニケーションなど、さまざまな用途に使用できます。
ワークフローでのツールの使用
Simワークフローでツールを使用する主な方法は2つあります:
スタンドアロンブロックとして:ツールの機能に確定的かつ直接的にアクセスする必要がある場合、個別のブロックとしてキャンバスに追加できます。これにより、ツールがいつどのように呼び出されるかを正確に制御できます。
エージェントツールとして:「ツールを追加」をクリックして必要なパラメータを設定することで、ツールをエージェントブロックに追加できます。これにより、エージェントはタスクのコンテキストと要件に基づいて、使用するツールを動的に選択できます。
ツールの設定
各ツールが適切に機能するには、特定の設定が必要です。一般的な設定要素には以下が含まれます:
- APIキー:多くのツールはAPIキーによる認証が必要です
- 接続パラメータ:エンドポイント、データベース識別子など
- 入力フォーマット:ツールに対してデータをどのように構造化するか
- 出力処理:ツールからの結果をどのように処理するか
利用可能なツール
Simはさまざまな目的のための多様なツールコレクションを提供しています:
- AIと言語処理:OpenAI、ElevenLabs、翻訳サービス
- 検索とリサーチ:Google検索、Tavily、Exa、Perplexity
- ドキュメント操作:Google Docs、Google Sheets、Notion、Confluence
- メディア処理:Vision、Image Generator
- コミュニケーション:Slack、WhatsApp、Twilio SMS、Gmail
- データストレージ:Pinecone、Supabase、Airtable
- 開発:GitHub
各ツールには、設定と使用方法に関する詳細な説明が記載された専用のドキュメントページがあります。
ツールの出力
ツールは通常、ワークフローの後続ブロックで処理できる構造化データを返します。このデータの形式はツールと操作によって異なりますが、一般的に以下を含みます:
- メインコンテンツまたは結果
- 操作に関するメタデータ
- ステータス情報
各ツールの正確な出力形式を理解するには、それぞれのツールの特定のドキュメントを参照してください。